ダンパー

Restoration of the piano’s damper

(※画像をクリックして頂くと、拡大表示されます。)

"アメリカ製によくあるダンパーについて"

フレンジという部分が接着されており、取り外しができない仕様になっている事があります。昔のSteinwayも然り。

動かなくなった時の対応が非常に面倒、尚且つスプリングで押さえつける様になっているのでタッチが重くなります。

レバーに仕込まれている鉛も既に錆が生じ始めています。

取り外し、メンテナンスがやり易い様にするため、トキワ製作所がメイソンハムリン仕様のアッセンブリを販売されているので、それを採用。

トキワ製作所(浜松)は、アメリカ、ドイツ各社の古い部品を製作しているピアノアクションの会社です。

海外のサプライヤーにも供給している為、世界的信頼を得ています。『TOKIWAブランド』

サンプルの作製。

ピアノ本体から寸法を計測、作図。

位置や干渉する部分を確認。

自動ピアノ仕様に合わせてレール等、木材加工は必要となりました。

ピアノに合う様に加工中。

ダンパーが掛かる鍵盤奥が基準となる為、ダンパーレバーの位置を割り出す治具を作製します。

治具をレールにトレースし穴あけ。

ダンパーレバーの取り付け。

ネジ止め仕様に変更。

これにより、レールを外すことなくレバー1つだけを外す事が可能になります。

ソステヌート対応のレバートップ。

ロッドで引っかける可動式フィンが確認できます。

古いダンパーフェルトをお湯で接着部分から剥がします。

各サイズに合わせてフェルトをカット。

ダンパーガイドの修理。

ダンパーガイド、ダンパーレバー、鍵盤の3ヵ所が正しい位置に来る様に取り付けます。

ダンパーの取り付け。

ワイヤーを長さに合わせて切断し、取り付けます。