セカンダリーバルブ

Restoration of the Piano's secondary valve mechanism

(※画像をクリックして頂くと、拡大表示されます。)

動作を確認後、本体から取り外し。

セカンダリーバルブは、鍵盤を動かすニューマチックを作動させるバルブです。

鍵盤の動きに直結します。

ナンバリングして取り外し。

基本的な動作に大きな問題はありませんでしたが、全体的にバルブの可動域となるストロークがそろっておらず、動きの均一性が取れていませんでした。

中にはそのせいで正常に作動しないバルブもありました。

また、パウチ自体にリークがあるものは個別に対処します。

バルブレザー交換。

バルブの密閉性を高め、ニューマチックの動きを安定させます。

レザーは膠で接着。

レザーは全バルブ交換。

パウチに問題があるバルブボックスは分解してレザーを交換。

バルブとの接地部にはディスクを接着。

バルブボックスの組み上げには、強力なクランプが必要です。

接着がズレないように専用の治具を製作。

バルブの可動域を決める王冠。

取り外し後、洗浄。

微妙に形の異なるものがあるため、取付時は微調整が必要です。

ボックス内のバルブシートは治具を製作し、バルブの密閉面を研磨します。

ボックスにバルブを入れて、上から王冠を叩き込みます。

王冠の入れ加減でバルブの可動域が決まります。

すべてのバルブを同じストロークに調整します。

最後に、シェラックでシール。